アルカトラズ島の歴史(1)
1775年:スペイン人探検家、フアン・マニル・デル・アヤラが、初めてサンフランシスコ湾に到達。島を発見し、"Isla
se los
alcatraces"と名づける。
1846年:当時メキシコ領だったこの島は、正式に「アルカトラズ島」と認められる。
1853年:合衆国陸軍により砦の建設が始められる。
1861年:南北戦争中、初めての民間人捕虜が島に送られる。
1865年:施設の近代化がはかられ、正式に軍刑務所となる。
1898年:米西戦争により、囚人の数が激増する。
1906年:サンフランシスコ大地震により市の刑務所が破壊されたため、そこから一時的に176人の囚人が送られる。
1915年:合衆国懲戒兵舎、太平洋岸支部と名前が変更される。
1916年:第一次世界大戦中、戦争犯罪の理由でドイツ総領事フランツ・ポップが収監される。
1930年:軍刑務所からの脱獄を図った17人の囚人のうち、最後のジャック・アレンが海に飛び込み、行方不明となる。
1933年:島の管轄が軍から司法省に移り、アルカトラズが連邦刑務所となる。10月、グロリア・シガリアーノがアルカトラズからサンフランシスコまで泳ぎきり、脱獄の可能性を照明した。